注目キーワード
  1. ラーメン
  2. 和食
  3. 中華
  4. 居酒屋

千里眼

訪問情報

訪問日:2019年2月(土曜日)

訪問時間帯:ランチ(13時頃)

最寄り駅:東北沢、代々木上原

予約:不可

訪問人数:2名

メニュー:ラーメン

金額:750円

特記:並ぶ

店舗情報

千里眼(食べログ)

Tabelog 3.60(2019年2月現在)

私の憧れ、千里眼

数年前に購入した麺の本に載っていて知った千里眼

それからずーっと行きたかった千里眼

幡ヶ谷に8年間住んでいていつでもすぐに行ける距離だったのに行かなかった千里眼

なんで行かなかったかって?

それは、二郎での軽いトラウマがあるから。

別にそんな大それた話じゃないんだけど、5年前に二郎に行った時に常連さんやお店の拘りに圧倒され、全然美味しくいただけなかったのです。

それ以来、注文の仕方や食べ方に変に決まりがあるお店には近寄らずにいました。

でも、いかんせん家系ラーメンやこってりラーメンが大好物な私。

行きたいなーと思い続けて数年。

最近、ラーメンを年間何百杯も食べてます的な男性からラーメン食べに行きませんか?とお誘いがあり、じゃあ、千里眼に行きたい!と提案。

プロがいるなら怖いもの無しや!!!

と考えた私は自ら提案して念願の訪問を果たしたものの、怖いものはたくさんあると思い知らされる羽目になるのです。

恐怖の瞬間

その日は、12:30に代々木上原駅で待ち合わせ。

閑静な住宅街を通り抜け、ヒールで来たことを後悔しつつ少し汗ばむ身体でようやく到着。

店外に待ち人4名。

この時間帯なのに思ったより少ない。

並んで待っていると、もちろん注文の仕方の話に。

プロ
さやかさん、麺の量とか、どうされます?

お、きたきたきた。

二郎や千里眼では、トッピングが無料でつけられます。

千里眼のトッピングはコチラ

あとで唱える呪文決めです。

  • 野菜増し
  • ニンニク
  • ショウガ
  • アブラ
  • カラアゲ(別皿可能)
  • 麺少なめや半分も可能

もちろん、増しや増し増しにもできます。

わたくし、この日のために色んなブログを読み漁り、自分にとってのベストを探し当てたのですよ。

 
さやか
麺半分に、全部乗せにしようと思います。

ドヤ。

調べた感じ、麺の量は普通のラーメン店の2倍はあるそうな。

そして、私の憧れは、このタワー

この写真は食べログのお店投稿写真ですが、私はこの野菜タワーにずっと憧れていたのです。

でも、普段ラーメン1杯で満腹になる私が麺2倍でこのタワーを制覇するのは到底無理。

ということで、麺半分を決めたのです。

するとプロから、私の計画を一瞬で打ち砕かれるお言葉が。

プロ
僕、初めてのお店で麺半分にするとかってどうかと思うんですよね。いや、個人の問題ですけど、何も分からないのに少なくするっていう判断はどうかなって思ってるんです。

いや、ラーメンへの拘りつえーな!

私が二郎系ラーメンを敬遠していた理由の要となる人物がここに。

確かに麺半分は弱気発言かもしれないけど、とある口コミで

よっぽどの大食いじゃない限り、女性は麺半分にしたほうが良い。

とあったのと、実は我々、この日は千里眼のあとにもう一軒、

ラーメンのはしご

を計画していたのです。

普段ラーメン1杯食べられるか食べられないかの私が、ラーメンのはしごなんて恐怖、耐えられる訳がありません。

しかもこの日の夜は大好きなはちまんでの焼鳥。

夜はもちろん美味しくいただきたいし、満腹で行くなんて絶対やだ。

しかも更には、大好きな大好きなニンニクを乗せることに対しても

プロ
ニンニク少なめがいいですよ、もともとスープにニンニク効いてますし、ほら、我々お互いこの後夜の会がありますし、他の人に迷惑かけてもあれなんで。

ぐ、ぐぬぬぬぬぬ。

プロとは初めて2人っきりでお食事をするし、まだ大して仲良くないので、なるほどなるほどとニコニコ頷き反論はせず。

そして出した答えは、

さやか
じゃ、じゃあ、麺少なめに、野菜増しはなし、ニンニク少なめで。。。

一気に私の千里眼への楽しみは消え去りました。

そんな10分程度の待ち時間を終え、店内へ。

千里眼感ゼロ

店内で食券を購入し、更に待つこと約10分。

この間に麺の量を聞かれます。

そしてようやく着席。

着席して間もなく、トッピングはどうするか聞かれます。

いわゆる、呪文というやつです。

スタバで自己流にアレンジする人がレジで唱えているあれです。

聞かれるまで、店員さんの後ろに貼ってあるトッピングの紙を見ながら、「ニンニク少なめ、アブラ、カラアゲ別皿、ニンニク少なめ、アブラ、カラアゲ別皿、ニンニク少なめ、、、」と、何度も頭の中で唱え練習しました。

こういうお店はスピード重視、テンポ良く答えるのがマスト。

そして、その時はやってきました。

「4番のお客様、どうされますかー?」

と、店員さんが私の前に立つ。

と、その時、

み、見えない!!!

トッピングの紙が見えない!!!!!

なんと、店員さんが私の前に立ったことで、練習で見ていたトッピングの紙が見えなくなり、唱えていた呪文が一瞬で頭の中から消え去りました。

さやか
あ、あの、ニンニク少なめ、、、カラアゲ、別皿で!あ、あと、アブラもお願いします!

や、やってしまった。

店員さんには聞き返されるし、隣に座っているプロの顔を見るのが怖い。

無言のまま、ラーメンが来るのを待つ。

そして不穏な空気のまま、遂に念願のラーメンが!!!!

違う。

やっぱり違う。

私の求めていたものと違う。

私の憧れていた野菜タワーはそこにはない。

いざ食べ始めると、麺は極太で私の好みではなく、スープも意外とあっさりしている。

私の大好きなこってりではないですね。

しかも、プロ、めちゃくちゃ食べるのはえー!!!!!

焦って食べるも、全然追いつかず、プロは先に食べ終わってしまう。

プロ
食べられます?僕、食べましょうか?あ、全然食べれるならいいですよ、遠慮なさらずに。

もう食べ終わってるから、早く食べろという事なのでしょうか、、、。

言葉とは逆にプレッシャーが半端ない。

そうですよね、こんなに人が並んでる中、貴重なカウンターの1席に座り続け、私の横で待つことは出来ないですよね。

と私は自責の念にかられ、全然余裕で食べられる麺とお野菜をプロに渡す。

もっと、ゆっくり味わいながら食べたかったよ。

そして、ようやく食べ終わり、ふぅっと一息お水を飲んでいたら、

プロ
他のお客さん待ってますし、行きますか。

いや待て、他のお客さんも大事だけど、私も一応客なんじゃ。

お金払っとんねん。

お水くらい飲ませてよ。

て、ペチャクチャペチャクチャ話しながら長居したわけでもないし、たぶん、普通の女性よりはハイスピードで食べたし。

またしても、二郎系ラーメンがトラウマになった瞬間でした。

はぁ。

私には普通のラーメンと普通の男性がお似合いだなーと感じた日でした。

※結局、このあとのラーメンのはしごはなくなりました。

夜に食べたはちまんの記事はコチラ