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808TOKYO

訪問情報

訪問日:2019年2月(平日)

訪問時間帯:ディナー(20時〜22時半)

最寄り駅:六本木

予約:完全予約制

訪問人数:2名

メニュー:コース(10,000円9品コース)

金額:1人13,500円(料理10,000円+飲み物3,500円程度)

店舗情報

808TOKYO(食べログ)

Tabelog 3.25(2019年2月現在)

お店のホームページ

素敵な空間

始めて訪問のこちら。

インスタがおしゃれで気になっておりました。

ということで、平日ディナーで訪問。

場所は日比谷線の六本木駅近くで、すぐに発見しました、808TOKYO

入り口の前に立つとダンディな店員さんが扉を開けてくれ、スタート。

店員さんの装いからして、レストランのよう。

店内に入るととてもムーディーで素敵な空間。

個室もあるみたいなので、接待にも使えます。

この日は、私たち以外にはカップルが2組と個室にもお客様が。

確かに、こんな雰囲気が良いお店にデートで連れてきてもらったらメロメロだ。

お客様が帰ったタイミングで店内をパシャリ。

お席にはそれぞれ違うお花が飾られており、お花好きからしたらとても興奮。

こういうの、男性には分からないと思うけど、乙女はテンション上がるよね。

フュージョン和食

この日は10,000円9品コース

ん、、、?

メニューの下に気になる一文が。


「808TOKYOでは一般的なコースの流れではなく、空腹時に美味しく召し上がっていただく為メインに当たる肉料理や魚料理をはじめの方に提供しそこからお椀、お造り、一品、ご飯とさせていただいています。」

な、なにいいいいいいい!

これは嬉しい!!!!

最近あまり量を食べられない私は、メインのお肉料理のときには既に腹パンで、全然美味しくいただけない。

この流れはほんとうに嬉しい!

そして、メニューには好きな食材ばかり。

ちょー楽しみ。

ということで、コースのスタートです。

フォアグラ 数の子

綺麗だわぁ。

ここから取り分けてくださいます。

確かに、この2品がいきなり運ばれてくるよりお花の演出があったほうが感激倍増。

左は、ひたし豆、数の子、 雲丹

右は、ゆり根100%の団子の中にフォアグラと奈良漬が入ってます。

このお団子は美味しい。

一口目がフォアグラだなんて、幸せ〜〜。

今まで他店で食べていたコース料理だと、お肉+フォアグラや、フォアグラ最中だからこれはお上品で美味しかった。

鮟鱇

あん肝の照り焼きの下に黒米(古代米)

そこに、豆乳、鮟鱇の出汁、山わさびのスープ

をかけます。

ほうほうほう、あん肝の照り焼きもなかなか食べないから新鮮で美味しい。

古代米だけだとそこまで美味しくないんだけど、あん肝とスープを絡めると美味しい。


そして、ホームページを見て気になっていた、うつわへの拘り。

わたくし、うつわ収集の趣味があるので、ホームページを見てとても惹かれた内容。

ということで、うつわもUPしていきます。

牡蠣

く、、、

く、、、

黒い。

黒の原因は竹炭

それに赤味噌、玉ねぎ、黒にんにくのソース。

牡蠣は大きく、半ナマでプリプリでした。

和牛サーロイン 虎河豚

ほほう。

柚子の香りがいい。

緑のはブロッコリー

柚子の黄色とブロッコリーの緑で菜の花を表現しています。

そうかぁ、もう、そんな季節かぁ。

としみじみ。

さてさて、お河豚ちゃんは、、、

チラリ。

正直、サーロインと河豚を組み合わせる意味は分からない。笑

お肉が大きく一緒には食べにくかったから、結局別々に食べたし。

キンキ 蕪椀

友人曰く、蕪のみぞれが少し苦いとのこと。

実はこの日、私は鼻風邪中で細かい味がはっきり分からない。。。

私には苦味は感じられず。

(友人の舌が頼り)

そして、このお椀、100年以上前のうつわです。

こんなに綺麗に残ってるって、よっぽど良い物なんだろうなぁ。

持って帰りたいなぁ。

熟成御造り

ん?

はいはいはい。

燻系ですね。

中に入っていたのはコチラ、金目鯛。

友人はこの燻の匂いが独特で苦手と言っていたけど、私はそもそも燻製が好きではないので、逆に独特で普段の燻製っぽさがなく良かった。

しかも、肉厚で柔らかくて美味しい。

1週間熟成のコチ

鱈の白子ソースがけ

こちらも柔らかくて好き。

鼻が利かない私には白子ソースの風味は全く感じられず。

竹炭塩がかかった水ダコ。

竹炭って体に良いとか悪いとか色々言われてたけど、結局どうなんだろーと疑問に思いつつ完食。

そして何よりも感動したのが、お醤油。

島根県出身の我々2人は、甘いお醤油で育ち、関東のお醤油はカラい。

でも、このお醤油は甘かったんです!

美味しい!

友人と2人で感動。

産地を聞いとけば良かった。

おぉ、このお皿、色/サイズ違いを持っております。

私が買ったのはこれよりかなりサイズが小さく7,000円だったから、このお皿は、、、。

ブランド名は忘れました。

梨花のお店MAISON DE REEFURでも少し前に同じブランドのものが売っておりました。

で、お料理はというと、

鰆のグレープフルーツ漬けに、こごみ、橙ドレッシング、菜の花すり流し

と、春満載。

四季を感じる物は見る物も食べる物も大好きなので、春を一足先に感じられて心踊りました。


真鯛 グリーンアスパラガス 土鍋ご飯

ほい。

伊賀焼の土鍋に

鯛とグリーンアスパラと蕗味噌

蕗味噌好き好き!

これを食べて蕗味噌を好きだったことを思い出したから、帰って早速ネットでポチリ。

おかわりしてくださいね〜

と、優しく混ぜてくださる店員さん。

おこげ、美味しそう〜と喜ぶ友人を横目に

(実はおこげは好きではない。)

と心の中で呟く私。

では、いただきます。


はい、遠慮なく、二杯目、いただきます。

アスパラ、美味しい、蕗味噌、アクセント、良い。

こういうコースはあまりお腹いっぱいにならないけど、このご飯でお腹いっぱいになった。

そこは嬉しいポイント。

残りは、お弁当?にしてくださるとのこと。

確かに、店員さんは「お弁当」と言っていたけど、この時は「おにぎり」と勝手に解釈。

苺 AUROチョコレート

そして最後にデザート

このピンっと出てる豆苗は、ジャックと豆の木をイメージして立てられたもの。

めれんげで覆われていて

中には苺ムースとマスカルポーネ

なんかこのビジュアル見たことあるなーと記憶を遡ると、

あ、セララバアドだ!

あ、フュージョンだ!

このお店、フュージョン和食だ!

と、ガッテン。

最後の最後でようやく気付く。笑

江戸っ子バリバリ純和食大好き人間からしたら、大嫌いなフュージョン和食。

私はまぁ、全然許容範囲です。

緑茶もしくは珈琲と共に。

お弁当

先ほどのご飯をお土産にしてくださいました。

帰って開けてビックリ。

お、お弁当や、、、。

おにぎりだと思っててごめんなさい。

感動しました。

しかも鮭、西京焼きになってるし、卵焼きはいい感じに甘いし。

帰ってソッコーむしゃむしゃしながら、蕗味噌をポチリました。

お酒

お酒は正直値段設定が全体的に高い。

まずは私はビール、友人は梅酒(雫)から。

グラスに高さがない。

次は日本酒。

うーん、高い。

みむろ杉と九平次にしようかと思ったけど、店員さんのおススメのちえびじんと庵に。

ちえびじん 2,200円

庵 1,400円

ちえびじんは珍しいもの?なのか、お高め。

ただ、苦味が強く、どっちかっていうと私は庵のほうが好みだなーと。

続きまして、「808TOKYOオリジナル国産NOWAXレモン削りサワー」

お花にピントが合ってる。笑

これは、皮?

果肉というより、皮みたいなのが入ってた。

うーん、なんで果肉じゃないんだろうと疑問に思ったが、甘みと酸味を抑えるためだと勝手に解釈。

このほうが和食には合う。

六本木で接待があることがあれば、使える。

フロアには音楽が流れていて、上品なお店の張り詰めた静けさもない。

そこがまた会話しやすく良いポイント。

盛り付けが彩り鮮やかで乙女心くすぐるところも高得点。

お店の雰囲気も良く、フュージョン和食がお好きな人には、デートや接待でおススメです。